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フルカワゲンゴさんの工房へ買い付けに行ってきました!
2020.10.28
群馬県桐生市に工房を構える、フルカワゲンゴさんの工房へ買い付けに行ってきました!
かつて日本の織物で栄えた桐生市。
昔ながらの建物に、昔ながらの字体の看板。
ちょっとレトロな街、桐生市の商店街の中にあるフルカワゲンゴの工房にお邪魔しました。
欲しい作品だらけで、私の私利私慾が大爆発〜!
どれもこれも欲しくなってしまって困ってしまいました。。
お昼には、フルカワご夫妻と群馬名物のひもかわうどんを頂きながら、陶芸の道に進む前の話や、なぜ白ではなく黒い器を作っているかなど、楽しく美味しくお昼を頂きました。
ひもかわうどんは、うどんが薄〜くてツルんとした食感でモチモチしていて、喉ごしがよい面白い食感。うどんのように吸うとベロべロしますよ。
食べ方にコツがありそうですが初心者の私には難しかったです。
お味はすごく美味しかったです!
是非、群馬県に行かれたらチャレンジしてみてくださいね!
フルカワさんの奥様も陶芸家さん。
ご夫婦そろって陶芸家さん。
同じ仕事でほとんどの時間をお二人で過ごす
スーパーご夫妻!
奥様の仕事に口が出たり逆に出されたりでイライラしたりしないのかなど聞こうかと思ったのですが、
食事をしていてお互いを思いやる気遣い、仲の良さを感じましたし、お二人の愛娘とフルカワさんの奥さんが連日パパを取り合うというエピソードなど聞くと、四六時中よく一緒にいられますね!なんて聞けませんでした。
マットで黒な器でも心温まるのは、こういうことかだったんだ〜と納得できました。
私の勝手な印象ですが、黒くてマットなお皿ってカッコ良すぎちゃってクールな印象がありました。カッコ良すぎて料理が負けちゃう。。
フルカワの作る、黒くてマットなお皿は強さ、クールさはあまり感じられません。
フルカワさんの器の心落ちつく温かさはフルカワさんのお人柄と、家族で過ごす食事にあるのではと納得しました。
真っ黒でマットな質感のフルカワさんの器。
炭化焼成という技法で作っています。
器は窯に入れる前は土なので茶色ですが、
その茶色い器を窯に入れて焚く時に、さや鉢に入れて墨ともみ殻を一緒に入れて焚くことにより、真っ黒な器ができあがるのです。
フルカワさんの器の成形は型「かた」で作っています。たくさんの型を見せていただいて解説していただきました。この型は「かた」は作家さんが石膏を使ってつくるのですが型で作ることにより、ろくろで作るよりも薄く軽く作ることができますし、マットな質感でろくろ目(ろくろをひいた跡)があるとThe 陶芸 〜窯の〜先生作みたいになってしまって重いし、存在感がありすぎて、なんのお料理にも器がお料理に買ってしまうようになってしまいます。
だから私はオススメしたいのです!
フルカワさんの作る器は、お料理をより良く見せてくれる額縁のような器です。
黒い背景(お皿)にトマトの切っただけのものや果物を乗せたところを想像してみてください!
頭の中でお料理が器の中で完成しませんか?
経年変化もします。
マットな質感がだんだんと油分をふくみ、白っぽかった黒が艶やかに。
気軽に毎日使いたくなる軽く丈夫な器です。
今、黄魚では
フリカワさんの工房で買いつけてきた作品を
どーんとご紹介しています。
黒くってマットなフルカワさんの器、是非お手にとってご覧ください。
是非この機会にご来店をお待ちしております。
オンラインショップにも掲載していきますので、
なるべくわかりやすく画像を乗せるようにします。
お楽しみにしていてくださいね!